- 利根川水系/中木川/群馬県
- 形式:重力式コンクリートダム
- 堤高:41m
- 堤頂長:148.1m
- ダム湖名:妙義湖
- 用途:上水道用水
- 着工1951年/竣工1959年
碓氷川沿いにある久保井戸浄水場から取水して、安中市へ水道水を供給しています。
天端はゲートで締め切られていて入れません!が、上水道用のダムではよくある事。
クレストにローラーゲートが3門と、写真の通り放流している利水放流管(?)が1門。
上水道用水専用という事でとても簡素な作り。飾りっけの無い堤体は無骨な雰囲気で良いですね。
中木ダムについて調べていたら、安中市水道事業のWEBページにこんな記述がありました。
中木ダムは、群馬県が灌漑用水を目的として昭和29年から昭和34年までの6年の歳月をかけて建設されました。その後、昭和54年に当時給水区域の拡張を進めていた碓氷上水道企業団(現・安中市)が新たな水源として買い取り、水道専用の利水ダムとして重要な役割を担うことになりました。
群馬県が灌漑用として中木ダムを作り、水源として碓氷上水道企業団へ売却し、灌漑用から上水道用へと転用したらしい。
ダム直下には大きな石がゴロっと。これはいつからあるのだろうか・・・?