- 淀川水系/青蓮寺川/三重県
- 形式:アーチダム(中央越流型非対称放物線不等厚アーチダム)
- 堤高:82m
- 堤頂長:275m
- ダム湖名:青蓮寺湖
- 用途:洪水調節/不特定・河川維持用水/かんがい用水/上水道用水/発電
- 着工:1964年/竣工:1970年
こちらのダムも見学会で行ってきましたよ!
普通はなかなか行けないあの場所から見ちゃいました。
青蓮寺ダムと言えば、僕はこのアングルが一番好き。
ダムが水を堰き止め、水圧を左右の岩盤へ逃す・・・視覚的に一番分かりやすいこのアングル。
天端には道路が通ってますよ。
この道路は歩道も車道も凄く狭い。
歩道は人1人しか歩けないし、車道は車一台分くらいしか幅がありません。
さすがアーチダム!
この薄っぺらいコンクリートで大量の水を支えているんだなー。
青蓮寺ダムにはインクラインのドルフィン号が設置されてます。なんで「ドルフィン号」という名前なのかは、職員さんに聞いても知らないと言われてしまいました!w
階段もありますので僕はあえて階段で下ります。
僕は高いところが苦手なのですが、あえて階段で降りたのはこの写真を撮るため。
見てコレ。
さすが、中央越流型非対称放物線不等厚アーチダム。
あちこち曲がりすぎてて水平垂直がさっぱり分からない。でも、素晴らしいでしょ。このアーチダムの曲がり具合ったら。
わけの分からない曲線に見えて、全て計算された曲線であるわけで・・・。
美しい。実に美しい。
→は、下から見上げたインクライン。
これはこれで乗りたいから、帰りに乗ろう。そうしよう。
さぁ、下まで下りてきました。
下りてくる間、割と怖かったです。いや、かなり怖かったですよ。
うわー、目の前に青蓮寺ダムの減勢池が!
こんな目の前で見られるなんて。来て良かったな。
減勢池です。今は水が無いので、減勢池っぽくありませんが。
うん、副ダムがデカい。
ものすごくデカい。
こんな大きな副ダムは初めて見たかも。
あ、嘘。川迫ダムで見た。
やっぱりアーチダムの副ダムは大きいですね。
アーチダムは上から水を自由落下で落として、空中で分散させて水の落下の衝撃を落としますが、それを水のクッションで受け止めるために、大きな副ダムがあります。
ちょっと離れて利水放流設備の建屋へ。なんか写ってるけど気にしない。
←は主バルブと副バルブの間にある注水設備。
ゲートには点検等のために主と副の2つのゲートが付けられています。放流時にはゲート間に注水してからでないとゲートを開けられません。
というのも、中に空気があると水圧で空気が収縮&爆発して、放流管を吹き飛ばすのだそうです。空気って凄いな。
他にも盤とか色々。
いつかボタンを押してみたい。
さて、利水放流設備の建屋を出て、さらに下流へ。
もうすぐ直下正面から見えるかな!?
下流には三重県企業局の発電所建屋が。
青蓮寺ダムから→右のオレンジ色の水圧鉄管で導水されて発電を行なっています。
この発電所はそのうち中部電力へ買われてしまうのかな。
そして直下正面へ。
あぁ、凄い。何が凄いって、副ダムの大きさが。
高さは82mとそこそこかもしれないけど、やっぱり大きい。
僕はここから青蓮寺ダムを見たかったんだ。
そしてまた、キャットウォークに戻って常用洪水吐のゲートの解説を。
ここの水密構造は、10cm程度の幅のゴムで水を留めているそうな。たった10cmであれだけの湖の水を留められるなんて。
いやほんと、ダムって凄いな。
写真は解説を受けている中学生~大学生の女生徒。
うん、きっとこんなに若い女の子が多いのは、青蓮寺ダムでは初めてと言ってイイ程の事じゃないだろうか。
室生ダムでも思ったけど、改めて今回の見学会はちょっと異様だなー。もう二度とこんなことはないかもしれないよなー。
解説を聞いてから、ふと見上げたトコロ。オーバーハングしているダムの堤体。
当然、自分の真上にはコンクリートの壁が来ているわけです。
うん、実感した。凄く実感したよ。こういうのは、現地じゃないと体感出来ないよね。
これは、「プラムライン」という設備。
ダムは、季節ごとの気温やダム湖の水位変動からくる水圧変動によって「たわむ」のですが、そのたわみの量を計測する設備の事。
個人的には「ダムのパワースポット」なんて呼んでます。
ダムが壊れたりしないように日々計測を続ける大切な計器の一つ。これがまたなかなか拝むことが出来ないんですよね。
青蓮寺ダムは薄いコンクリートのアーチダムなので、ほとんどダム内部の通路(監査廊)がありませんので、プラムラインもダムの外部に設置してありました。
気づくと日差しが良い感じで当たってました。
アーチの曲線が良く出てる。いい時間に見学に来れたなー。
最後に、ダム管理所の屋上から俯瞰で青蓮寺ダムを眺める。
右岸からもこのアングルで見られるなんて!あーほんと良い見学会だったな。最高だ。
最後にこちらの看板(?)を。
木津川ダム総合管理所に置いてありますが、地元の方から寄付されたものだそうで。
凄くしっかりとしたものでした。比奈知ダム・青蓮寺ダム・室生ダムは、名張市を守る大切なダム。地元の方にも大切にされているんでしょうね。
青蓮寺ダムと言えば、僕はこのアングルが一番好き。
ダムが水を堰き止め、水圧を左右の岩盤へ逃す・・・視覚的に一番分かりやすいこのアングル。
展望台より |
天端 |
この道路は歩道も車道も凄く狭い。
歩道は人1人しか歩けないし、車道は車一台分くらいしか幅がありません。
さすがアーチダム!
この薄っぺらいコンクリートで大量の水を支えているんだなー。
インクライン |
直下への階段 |
青蓮寺ダムにはインクラインのドルフィン号が設置されてます。なんで「ドルフィン号」という名前なのかは、職員さんに聞いても知らないと言われてしまいました!w
階段もありますので僕はあえて階段で下ります。
僕は高いところが苦手なのですが、あえて階段で降りたのはこの写真を撮るため。
見てコレ。
さすが、中央越流型非対称放物線不等厚アーチダム。
あちこち曲がりすぎてて水平垂直がさっぱり分からない。でも、素晴らしいでしょ。このアーチダムの曲がり具合ったら。
わけの分からない曲線に見えて、全て計算された曲線であるわけで・・・。
美しい。実に美しい。
→は、下から見上げたインクライン。
これはこれで乗りたいから、帰りに乗ろう。そうしよう。
さぁ、下まで下りてきました。
下りてくる間、割と怖かったです。
うわー、目の前に青蓮寺ダムの減勢池が!
こんな目の前で見られるなんて。来て良かったな。
減勢池です。今は水が無いので、減勢池っぽくありませんが。
うん、副ダムがデカい。
ものすごくデカい。
こんな大きな副ダムは初めて見たかも。
やっぱりアーチダムの副ダムは大きいですね。
アーチダムは上から水を自由落下で落として、空中で分散させて水の落下の衝撃を落としますが、それを水のクッションで受け止めるために、大きな副ダムがあります。
←は主バルブと副バルブの間にある注水設備。
ゲートには点検等のために主と副の2つのゲートが付けられています。放流時にはゲート間に注水してからでないとゲートを開けられません。
というのも、中に空気があると水圧で空気が収縮&爆発して、放流管を吹き飛ばすのだそうです。空気って凄いな。
他にも盤とか色々。
いつかボタンを押してみたい。
さて、利水放流設備の建屋を出て、さらに下流へ。
もうすぐ直下正面から見えるかな!?
下流には三重県企業局の発電所建屋が。
青蓮寺ダムから→右のオレンジ色の水圧鉄管で導水されて発電を行なっています。
この発電所はそのうち中部電力へ買われてしまうのかな。
青蓮寺ダム直下正面 |
あぁ、凄い。何が凄いって、
高さは82mとそこそこかもしれないけど、やっぱり大きい。
僕はここから青蓮寺ダムを見たかったんだ。
そしてまた、キャットウォークに戻って常用洪水吐のゲートの解説を。
ここの水密構造は、10cm程度の幅のゴムで水を留めているそうな。たった10cmであれだけの湖の水を留められるなんて。
いやほんと、ダムって凄いな。
写真は解説を受けている中学生~大学生の女生徒。
うん、きっとこんなに若い女の子が多いのは、青蓮寺ダムでは初めてと言ってイイ程の事じゃないだろうか。
室生ダムでも思ったけど、改めて今回の見学会はちょっと異様だなー。もう二度とこんなことはないかもしれないよなー。
解説を聞いてから、ふと見上げたトコロ。オーバーハングしているダムの堤体。
当然、自分の真上にはコンクリートの壁が来ているわけです。
うん、実感した。凄く実感したよ。こういうのは、現地じゃないと体感出来ないよね。
これは、「プラムライン」という設備。
ダムは、季節ごとの気温やダム湖の水位変動からくる水圧変動によって「たわむ」のですが、そのたわみの量を計測する設備の事。
個人的には「ダムのパワースポット」なんて呼んでます。
ダムが壊れたりしないように日々計測を続ける大切な計器の一つ。これがまたなかなか拝むことが出来ないんですよね。
青蓮寺ダムは薄いコンクリートのアーチダムなので、ほとんどダム内部の通路(監査廊)がありませんので、プラムラインもダムの外部に設置してありました。
気づくと日差しが良い感じで当たってました。
アーチの曲線が良く出てる。いい時間に見学に来れたなー。
最後に、ダム管理所の屋上から俯瞰で青蓮寺ダムを眺める。
右岸からもこのアングルで見られるなんて!あーほんと良い見学会だったな。最高だ。
最後にこちらの看板(?)を。
木津川ダム総合管理所に置いてありますが、地元の方から寄付されたものだそうで。
凄くしっかりとしたものでした。比奈知ダム・青蓮寺ダム・室生ダムは、名張市を守る大切なダム。地元の方にも大切にされているんでしょうね。